推しが舞台に出た話と、心境
マチネ。ソワレ。
歌って踊るアイドル(それも隣国)のファンなのでほぼ口にすることは無いと思っていた単語。
それが、日本で、口にする日が来るとは。
舞台の話自体はうっすら聞いてはいたんだけど、いざ公式に発表されたらチケット代が高すぎてびびった。外タレ価格とはいえ。日本は舞台の値段が高いとはいえ。
この価格設定で埋まるのかよ。いやー埋まるんだなーそれが!!しがみついてるファンのお財布の紐は、もはや無い。
そして何の躊躇もなく土日のマチソワを取った。仕事休んで全通するまではいかない中途半端なファンです。
千秋楽は保険をかけまくったけど、試しにだれも気付いてなさそうな先行で申し込んでみたらしれっと当たった。
だれも気付いてなさそうな先行ってなんだよ、って感じだけど、ほんとにHPの端っこに、しれっとリンクがあった。
これぞ隣国クオリティ。普通、同期間にいくつも申し込み先があるものなの?笑
発券したらこれまたびっくり前列しか来てねえ…大丈夫かよ…
おそらくその気づかれなかった先行にも席が割り当てられていて、前から順に埋めたっぽいけど、ほんとに気づかれてなかったのかな…ええ…。
正直観劇するまでは結構な勢いで冷めちゃっていて、どーしようもう辞めれる!って思っていたんだけどいざ近づいてくるとソワソワした。まだ辞めなくていいのかな(好きが薄れて情と意地だけになるとこうなります。のいい例)
なんで冷めてるかっていうと、半年ぶりに神にお目見えしたら、全然ちがくてもう。神は12歳の頃から好きな偉大なるボーカリストです。
アイドルとバンドじゃ比べられるわけないし、規模も全然違うし、自分の中でそれぞれに求めるものは違う、ってのはもちろんわかっててやってきたんだけど。
なんかそこが、わかんなくなった。
久しぶりの神のライブは、ものすごく感動したし、満足感と幸福感がすごくて。現場に行っても何も心がささくれたりしなくて、病むこともない、幸せだけ降ってくる、という当たり前のことを思い出した。
やっぱ私、ショーに感動したい。誰かを追っかけることが好きというよりも、ステージから放出されるエネルギーを受け取ることが好きなんだって、思った。
それで、じゃあ推しはどうだろうと考えたら、最近のライブには疑問しか持てなくて。練習もそこそこで歌詞はところどころ覚えてなくて新曲もない。
それでもダンスはやっぱり好きだし、感動することもあるけど、全部行く必要あるかな、減らしてもいいよなあ、って思ってしまった。
逆の人もたくさんいるだろうけど、認知とか接触で得られる幸福感よりも、ステージのパフォーマンスから得られる幸福感のほうが、私は圧倒的に満足できるらしいということを、知った。というか思い出した。
そして、それなら推しはものすごく必死に追わなくてもいいのか…?という気分になってしまい、来日しても「あ、来たのか」ぐらいにしか感じていない自分がいて、戸惑った。
こんなんなのに、結局、久しぶりに会っちゃうと、好き好き!追う追う!!ってなるんだよな。アホか。アホだ。
こんなこと言ってるそばから、次のイベントのチケ代全部合わせて10万、きっちりカード切りました。
つくづくクソだな。何やってるんだろうね。笑おう。あっはっは。
舞台は良くて、頑張っている姿をみて、結局好き好き!追う追う!ってなってるけど、その感想はまた。