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咳が止まらない

中途半端なおたくのOLのブログ

オーマイゴッド

今から書きたいのは、ものすごく好きなものがある人(ヲタク)と、ヲタクになるほど好きなものは無いかつ、ヲタクの考えを理解できない人の間に広がる、途方もない溝についての私なりの考察というか叫びです。もう語り尽くされた感はあるけど、まあいいです。

 
私は、清々しく、健全に、なんの邪念もなく、ある1人のボーカリストのすべてが好きだし、彼の作る世界の中に住んでいたいと思っている。
1公演でも多く観たいし、見逃したくないし、だから他の色々なものを犠牲にしても、土日を駆使して国内ならどこでも行くスタンスで追っかけている。
いわゆる思春期の間、彼の声と歌にずっと支えられ続けていた。高校3年間はほとんど彼のバンドの曲しか聞かなかった。毎日聞いた。悲しくてもイライラしても嬉しくても、常に聞いていた。声を聞けば疲れは吹っ飛んだ。麻薬みたいだと思っていた。
 
そんな感じでだいすきなので、それを隠すこともなく人にも話すのだけれど、私が彼のファンだと知った人(特に男性)のベストオブ第一声が
 
「あ〜〜あーいうのがタイプなんだねーww」
 
である。
 
 
 
 
 
ハァ?
 
 
 
 
 
違います。
そもそもあーいうのってどんなんだよ、リアル世界であんなテイストの人いないし、いたらだいたい勘違い野郎だしイケてないよ。
 
 
そしてつきあった人に言われるベストオブ文句(私と、私の友達調べ)が
 
 
 
「俺とライブとどっちが大事なの」
 
 
 
 
ハァ?
 
 
 
 
どっちもだよ、ていうか横並びにすんなよ。比較対象にならないんだよ、お風呂とトイレどっちが大事?って聞かれたら困るだろ。
 
有名人のファンの方なら一度は経験あると思うこれ。まあもう既に本当に語り尽くされてるんだけど。
 
 
タイプとかじゃない、そんな下等な概念ではない。ファン的な「好き」と、恋愛の「好き」の間の差がない人たちに、どう説明したらいいのか。
 
 
酔っ払ったのもあって、いつしか「ああいうのがタイプなんだね」発言をした友達にその違いについて延々と説明したことがある。(うぜえ)
 
 
「この人は私の神なんだよ!宗教なんだよ!キリストなんだよ!神がタイプっておかしいよね?!そういうことなの!恋愛的な好きは違うの!私のタイプはなあ!塩顔で飄々としてるのに優しい人だよ!」
 
 
とかなんとか。うわあめんどくせえ。しかも確実に最後の情報いらねえ。
 
でも実際、本当に思う。ファンが追っかけてる対象はその人にとっては神みたいなもので、追っかけることがもうライフワーク、生活の一部もしくは半分もしくは全部になっている。だからリアルにお付き合いしている人と、神と、どっちが好き?と聞かれても比較対象になってないから、困る。いや、ど、どっちもなんだけど…。
 
ドルヲタやアニヲタやその他のヲタを理解できないと思っている方々、どうか、彼らは文字どおり「アイドル教」「アニメ教」の信徒なのだと思ってください。
 
理解できないのは宗教がちがうからです。異教徒なのです。ライブはミサであり、うちわやポスターはわかりやすい偶像崇拝、楽曲を聞くのはお祈りを唱えるみたいなもんです。
 
宗教だから、信仰しているものだから、どっちが大事?とか聞かれても困るのです。日本は無宗教の人が多いけど、例えばクリスチャンの人とつきあったとして、「俺と教会行くのとどっちが大事なの?」って聞かないでしょ。聞く奴は知らん。それと同じだと私は思っちゃうんだよね。気持ち悪い?やっぱ理解できない?わたしもだよ。自分でも気持ち悪いとは思ってるよ。
 
 
ある1人のボーカリストのファンであることはトイレとかお風呂とか食事とかと並んで私の中から外れることはないし、まあ年月が流れて彼も私も年をとって、今みたいには追っかけられなくなったとしても、歌は聞き続けるし写真も見返し続けると思う。
 
自分が好きでやってることを宗教に例えるのはおかしいけど、ファンと非ファンの違いを説明する方法としては私のなかで1番しっくりきているので、これからも「ああいうのがタイプねw」勢に対しては「あ、この人も異教徒だ」と思うようにします。